僕がバンドで失敗した理由

こんにちは。作編曲家のサカモトです。

 

 

本日M3のクロスフェードが出来上がりました。

アニソンロックみたいなものからダンス、バラードなど

バラエティに富んでいますので是非聞いてみてください!

 

Youtube→https://ww.youtube.com/watch?v=A0PS_y3zEig …

ニコニコ動画→http://www.nicovideo.jp/watch/sm32091234 …

 

 

さて、今回は僕の過去の音楽話をしたいと思います。

 

 

僕は今年の始めまでバンド活動をやっていました。

そのバンドは1年ほど活動して自然消滅してしまいました。

 

 

かと言って別にここでメンバーの悪口を書こうなんて

全く思いませんし、色んな体験をさせてもらったので

感謝しかないです。

 

 

僕がやっていたバンドは

同じサークルのメンバーで結成された

ポップロックバンドでした。

 

 

プロを目指していたので、

色々なオーディションやコンテストに

音源を送ったり参加していました。

 

 

オーディションの一次審査を突破したり

イベントに出たりとそれなりの成果は出していました。

 

 

普通のバンドマンって「とにかくライブしまくって売れたい!」

みたいな人が多いんですけど

僕のバンドはどうしたら売れるか必死に考えていました。

 

 

しかし現実は

月1のライブ、バンドの練習、音源の制作に追われ、

なかなか上手いアプローチが取れていませんでした。

 

 

どういうアプローチを取ればいいのか分からず

ライブとスタジオと音源制作に追われる日々。

バンドは確実に疲弊していきました。

 

 

結局バンドは

ボーカルの2人(ツインボーカルバンドでした)が脱退。

 

 

そのまま自然消滅しました。

 

 

僕はそのあと個人的に作曲家として活動し、

上手くいったので今となっては良い思い出です。

 

 

しかし、今一度じっくりと何がいけなかったのか

考えてみることにしました。

 

 

今後僕がバンドをやるかは分からないのですが

なぜあれほど売れることを考え、議論したバンドが

あっけなく消滅してしまったのか。

 

 

それを突き止めないことには、

また同じことが起こるからです。

 

 

色々考えて分かったことがあります。

それは

 

 

ゴールを設定していなかったことでした。

 

 

これは他のことに当てはめてみるとよくわかります。

例えば受験。

 

 

受験をやる時って志望校を決めて、

それに向けた勉強をするじゃないですか。

 

 

ゴールが見えているとそこから逆算できます。

 

 

試験が2月にあるから9月には

英語の単語帳を一周以上はしていないとなとか

ある程度計算できるわけです。

 

 

そうすると取るべき行動も分かってきて

毎日30単語ずつ覚えていこうとか計画が立てられます。

 

 

思い返すとバンド活動をするにあたって

これらのことをほとんど考えてなかったなと思いました。

 

 

いついつまでに○○をやる!みたいなことを

決めることには決めるんですが、

現実離れしたものだったりしてなかなか達成されませんでしたね。

 

 

特にバンドはチームなので、全員がゴールを認識していて

さらに精一杯協力、努力できないとたどり着くのは難しいと思います。

 

 

誰かが意識が低かったり、行動しなかったり、

見ているゴールが違ったり…。

 

 

そのようなことになっていると厳しいです。

よっぽどカリスマ性がある人でも引っ張るのは難しいし、

超疲れるんじゃないかな。

 

 

バンドが上手くいくかどうかは

ゴールを設定して、それに共感するメンバーを集める

チーム作りのところですでに決まっていると思います。

 

 

仲良しこよしで集まっても上手くいきません。

意識が違いすぎるからです。

 

 

プロでやりたい人もいれば、アマチュアでいい人もいるし、

ドームを目指す人もいれば、ライブしたいだけの人もいます。

 

 

どんなに仲が良かったとしてもそういうバラバラな意識で

バンドを組んでも上手くいかないことは分かると思います。

 

 

なので、ゴールを共有するということは大事です。

 

 

ときどきこのゴールを決める重要性を分かっていない人が

軽いノリで同意していることもあります。

あ~そうだよね。分かる分かる…みたいな。

 

 

そういう人はゴールを理解していないので、そのうち

好き勝手なこと言いだします(経験しました)。

 

 

ですので、メンバーを決める際はじっくり話し合って

完璧にゴールを一致させる必要があります。

 

 

そこで向いている方向が違うなと感じたら

その人と組むのは止めておきましょう。

 

 

どんなに上手くてもお互い不幸になるだけです。

売れたいならなおさらです。

 

 

僕もバンドをやっていた当時

ちょっと向いている方向が違っても軌道修正できる

だろうと思っていました。

 

 

しかし軌道修正させるのはとても労力を使うし、

大体少ししか修正できないものなので

結果、意識の違いが顕著になりました。

 

 

なのでメンバーはしっかり焦らず選びましょう。

その方が後が楽です。

 

 

一つ言っておきたいのが、別に僕のバンドメンバーを

ディスりたくて書いているわけではありません。

 

 

バンドなんて趣味でやってもいいと思うし、

人生をかけてもいいと思います。

 

 

ただそこの価値観が違った。

その事実を書いているだけです。

 

 

実際今でもバンドメンバーとは仲が良いですしね。

 

 

実はM3の音源のベースも

バンドメンバーに弾いてもらいました(笑)

 

 

長くなったのでまとめると

バンドをやるときはゴールを明確に設定しないと崩壊するよ

メンバー間でゴールを共有するのが大事だよ

という話でした。

 

 

もうすでにバンドを組んでいる方、将来的に組みたい方は

今回の話を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは!

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