こんにちは。作編曲家のサカモトです。
今回は前回の続きで
アニメIS<インフィニットストラトス>の
SUPER∞STREAMという楽曲を使って
SEの活用方法を解説していきたいと思います。
前回、アクセントとしてバスドラのショットを
混ぜることをお伝えしました。
今回は
プシューというホワイトノイズ的なSE。
シューっと上昇していくようなSE。
について解説していきます。
まず
プシューというホワイトノイズ的なSEについて
サビ頭の「とまらない~」の後にうっすらと
プシューという音が入っています。
厳密にはホワイトノイズではないと思いますが
それっぽい音ですよね。
これを入れてあげると爽快感がプラスされるので
サビキター!!って感じで盛り上がらせることが
できます。
ただ、結構病みつきになってしまうので
最近は、使いすぎないようにしないとなぁと
思っています。
今回のM3の音源聴き返してたら
ほぼ全部の曲でやっていたので…(笑)
このSEは自分で作ってもいいと思いますし、
DAWなどに入っているサンプリング集の中から
選んでもいいでしょう。
sleepfreakさんの動画が非常に参考になると思うので
貼っておきます。
次はシューっと上昇していくようなSEですね。
このSEはサビ前に入れると非常に効果的で
SPYAIR(スパイエアー)などのロックバンドも多用しています。
これをやるとサビへスムーズに入ることができたり、
サビにインパクトを出したりすることができます。
今回資料にしているSUPER∞STREAMにも
すごく薄っすらですが、それらしき音が入ってますね。
これも上記のSE同様、病みつきになる傾向があるので
注意しましょう(笑)
とは言え、とてもかっこ良くなるので
ガンガン使っていいと思います(どっちやねん!)。
このSEの一番メジャーな作り方としては、
シンバルのショットをリバース(逆再生)させるというのが
王道の作り方ですね。
Cubaseだとまずシンバルショットの波形を選択してから
audio→処理→前後に反転で、このSEが作れます。
もちろんサンプラーから探したりしてもOKです。
他にもピアノの音を逆再生させたり、
スネアを逆再生させたりしても面白い音ができるので
ぜひ試して頂ければと思います。
さて、いかがでしたでしょうか。
今回は二つのSEの簡単な使い方と作り方などについて
触れてきました。
これらのテクニックはアニソン問わず、
ロックからダンスチューンなどの様々なジャンルで
取り入れられています。
皆さんも今回のSEを取り入れて
サビをド派手に演出しちゃいましょう!
それでは!
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