SEを効果的に使おう Part.1

こんにちは。作編曲家のサカモトです。

 

 

台風が荒れてますね。

みなさん大丈夫でしょうか。

 

 

僕の住んでいる地域は避難勧告も出ました。

まぁ避難はしないんですけど(笑)

 

 

さて、今回も引き続き

僕が使うテクニックの一つを

紹介していきたいと思います。

 

 

今回のテクニックは

アニソンを作る上で非常に重要なテクニックになるので

ぜひ記事を読んで挑戦して欲しいです。

 

 

皆さんSEって聞いたことありますか

演劇とかだとドアの音とか雨の音とか使われますよね。

そう、つまり効果音のことです!

 

 

演劇ではより臨場感を与えるために

SEを使うことが多いです。

 

 

では、音楽で言うSEは何のために

使われるのでしょうか。

 

 

もちろん臨場感を与えるために

使うこともありますが、

一番多い使われ方は…

 

 

ズバリ!

「インパクトを与えるため」だと

僕は解釈しています。

 

 

多くのリスナーは気付いていませんが、

ロック系のバンドサウンドでも

さりげなくSEが使われていたりします。

 

 

SEって入れてみると本当に分かるのですが、

あるのとないのとじゃ全然違います。

 

 

でもSEって言われてもよく分からないし、

使い方も分からないよという方に

今回は

 

 

僕が勝手に既存の曲を使って解説したい

と思います!

 

 

※もし著作権に引っかかったらごめんなさい

 

 

まず、僕がSEを自分の曲に盛り込むときに

参考にした曲を紹介しましょう。

 

 

アニメIS<インフィニットストラトス>の

SUPER∞STREAMという楽曲です。

 

 

テンポが早くて、色んな音が鳴っているという

まさにこれぞアニソン!という感じの曲ですよね。

 

 

僕が主に参考にしたのが、

サビ周辺のSEの使い方です。

 

 

この曲での重要なSEは主に三つです。

一つはエレクトロ系のバスドラのSE

もう一つはプシューというホワイトノイズ的なSE

最後はシューっと上昇していくようなSE

 

 

一つずつ見ていきましょう。

 

 

サビの頭に注目して聴いてみてください。

最初の小節頭にバスドラが入っているのですが、

リバーブが足されていて若干左右への広がりが感じられます

 

 

恐らくこれはドラムパートとは別のトラックにバスドラの

ショットを張り付けて加工したものと思われます。

 

 

この音を作るポイントとしては、

リバーブを深くかけすぎると

バスドラの輪郭がぼやけてしまいます。

 

 

なので、バスドラのアタックが消えない辺りを狙って

リバーブを足して作ってみましょう。

 

 

そうして作ったトラックをオケに足してあげます。

 

 

強調したいところでこのトラックを鳴らしてあげると

サウンドにメリハリとインパクトが付いて

より説得感が増したサウンドに生まれ変わります。

 

 

これはSE全体に言えることなのですが、

SEは小さめにオケに混ぜること!

 

 

でかくてもド派手でカッコいいのですが、

他の音を潰してしまったり、そこだけオケの音が割れるなど

ミックスする上であまり良いことがありません。

 

 

目安としては音楽をやっていない人が聴いて分からないくらい。

音楽をやっている人がよく聴けば気付けるレベルで

入れてあげると良いと思います。

 

 

これを意識すると適度に良い音量バランスになるんですよね。

少し意識してみましょう!

 

 

さて、次のSEの使い方にも触れたいのですが

書きすぎてしまったので次回以降に回したいと思います。

 

 

皆さんもサビの頭などにエッセンスとして

SE専用のバスドラを入れてみると新たな発見があるかもしれませんよ!

 

 

それでは!

 

 

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