こんにちは。作編曲家のサカモトです。
最近メタルの曲にはベル系のシンセが似合うなぁと
改めて思いました。
メタルって重い帯域に固まりがちなので
シンセやストリングス等で高い帯域を足してあげると
曲が華やかになります。
コードで足すだけでもいいし、
カウンターメロディなどを用いても良いと思います。
そこは好みですね。
さて、今回は
曲を作るときにイメージを持つためのアイデアを
紹介したいと思います。
それでは皆さん。
曲を作るときに「イメージ」を持って作っていますか。
かつて僕は曲を作るとき、
何も考えずに漠然と作っていました。
僕の例を出すと、コード進行を適当に作ってループさせ、
それを聴きながら適当に鍵盤でメロディを作っていくみたいな…。
このやり方は確かにメジャーですし、完全に悪だ!
と言うつもりもありません。
実際、この方法を使うと曲を量産できるのは確かです。
しかし、この方法だとどうしても手癖に頼ってしまうので、
毎回同じような雰囲気の曲が出来上がってしまいます。
おまけにイメージを「持っていない」状態でも曲が出来てしまうので
アレンジするときや歌詞を付ける時に非常に苦労します。
結果、つまらない曲が出来る…。
実際、過去にこんな曲を作りました。
どうか盛り上がってくれ~!みたいな雰囲気全開ですよねw
このメロディは鍵盤を弾きながら作ったものです。
歌って作っていない上に具体的な曲のイメージもないので、
歌詞がめちゃくちゃ乗せづらく非常に苦労しました。
ライブで一回やってお箱入りになりました…(笑)
まぁイメージが大切なのは何となくわかったよ。
じゃあどうすればいいの?という話をしていきますね。
方法① 絵を見て曲のイメージを広げる
僕の師匠が絵を見て音を付けていくととても良いよと
おっしゃっていました。
実際、この前M3で頒布したアルバムは全曲何かしらの
絵を見てイメージを膨らまして作りました。
絵は画像検索でも良いですし、
ピクシブなどのサイトを漁るのも良いと思います。
方法② カッコいい曲をたくさん聴く
邦楽、洋楽問わずに色んな曲を聴きまくりましょう!
インプットはとっても大切です。
イマジネーションも広がりますし。
僕はApple Musicに入っているので基本はそこから
音楽を聴いているのですが、最近良いなと思ったものは
Youtubeのアニソンまとめ動画ですね。
知らないアニメの曲まで触れられるので、
カッコいい曲にたくさん出会えます。
あとは月ごとの洋楽ランキングの動画などもオススメです。
方法③ 物語に触れる
「物語」というのは小説でも映画、アニメ、歌詞…
何でも良いと思います。
重要なのは、その「物語」が持つ独特の世界観に触れること。
この世界を表すためにはどういうサウンドを乗せたらいいかな
みたいに考えていくととてもワクワクしませんか?(笑)
曲の世界観がビシッと決まっていると歌詞もめちゃくちゃ
書きやすいですし、アレンジも迷うことが減りますよ!
いかがでしたでしょうか。
今回は「イメージ」の重要性と「イメージ」の持ち方について
解説してみました。
「イメージ」を固めてから作曲に取り組んでみると
かなり面白いので、皆さんもぜひお試しあれ!(笑)
それでは!
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