バンドに懐疑的だった僕がバンド活動をする理由


こんにちは。

作編曲家のサカモトです。

 

 

早いもので前回の投稿から半年が経ってしまいました。

また思い立ってぽちぽちとブログを書き始めることにしました。

 

 

本日僕が加入しているバンドのMVが公開されました。

エルレガーデンを彷彿とさせるカッコいい曲になってます。

よかったら見てみてください。

 

今回は、バンドに懐疑的だった僕がバンド活動をやっている理由

について話したいと思います。

 

 

少し前の投稿を遡ってみれば、過去の僕はずいぶんと

「バンド」というものに対しての偏見に充ち溢れていたなと感じます。

 

 

そのような否定的な目で見てしまう様になった理由は、

初めて組んだ外バンが数カ月で解散したり、周りの音楽仲間が

バンドは厳しいということを口酸っぱくして言っていたりと色々あるのですが。。

 

 

まぁ環境に影響されてしまうのは誰しもあると思います。

特にその環境にどっぷり浸かっている状態だと

その世界の常識が正義だと思いこんでしまいますからね。

 

 

そこから就活などがあってその環境から離れ、

度々、今組んでるバンドのボーカルのゲンキくんの相談に乗るようになりました。

 

 

彼はそのとき本当に大変な時期で、

バンド活動もできなくなる一歩手前のところまで来ていました。

 

 

そんな彼の相談に乗っているうちにギターのサポートを頼まれ、

あれよあれよと気付いたときにはバンド(egg monster)に加入していました。

 

 

バンドに入った一番の理由は「楽しかったから」です…!

こんな小学生でも言える動機でバンドを始めました 笑

 

 

スタジオで音を合わせるのも楽しいし、

メンバー同士で今後の活動について真剣に話すのも楽しい。

特に全員がひとつの方向に向かって真っすぐ歩いているときは一番楽しいです。

 

 

そんな他人が聞けば「中身が薄い話やな~」と思う動機でバンドを組みましたが、

そのお陰で色々な体験ができました。

 

 

例えば、俗にいう「ライブ力」っていうのはお客さんに音楽を伝える上で

避けては通れない能力で、かつその能力を身につけるためには

ある程度のライブの場数が必要なこととか

 

 

ライブハウスで栄える歌詞やMCは、日常の中に起こり得る「悩み」を

テーマにしているケースが多いこと、またそういうバンドのには

女性のお客さんが付きやすいこととか…まぁその他諸々です 笑

 

 

そんな経験の中で「バンド」というものの文化や風潮が肌感覚で分かってきて

今まで自分の中にあった理想のバンド像はどんどんアップデートされていきました。

そこにたどり着くために色んなバンドを聞いて、見てを繰り返しました。

 

 

結局長々と書いていて気付いたんですけど、僕がバンドを続けている理由は

常に成長している感覚を覚えるから

これに尽きると思うんです。

 

 

人間って自分が成長してるなって感じるときに

「楽しいな」と感じるようにできていると聞きます。

きっと今バンド活動をしていて僕の脳内に同じような現象が起こっていると思うんです。

 

 

それまで僕は、というより今もですけど一作曲家としてスキルアップすることを

念頭に日々の生活を送っていました。

だけれどそれもどこか、今ある壁を乗り越えられずにいる感覚を覚えてしまった。

 

 

良い曲は作れるようになったと思うし、作曲を本格的に始めた4年前に比べれば

格段にクオリティは上がったけれど、どうもプロの空気感に届いていない気がするし、

もっと上手く作れる可能性を自分の中に見出してしまっている節があるんです。

生意気ながら…笑

 

 

でもそのような想いに対して、クオリティは平行線を辿るから

少し落胆していた部分もありました。

 

 

そんなときにゲンキくんにバンドに誘われて、ギターを弾いて

ライブに対する姿勢や動きなどを指導されて、

曲のアレンジについてあれこれと検討して…。

 

 

それまで自分が知らなかった、イメージでしかなかったバンド業界で

新しい知識や常識を取り込んでいくにつれて、

僕自身も新しい自分の可能性に気が付くことができました。

 

 

その可能性に気が付けたことが嬉しくて、楽しくて

今バンドをやっています。

 

 

きっとこれからも自分の成長が感じられる要素がある限り、

バンドというものを続けていくんだろうなぁと感じています。

 

 

最後に今日僕が組んでいるバンドegg monsterのMVが出ました。

「このときが」消えることのないように…これからも進み続けます。

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