こんにちは。作編曲家のサカモトです。
昨日は作曲するきっかけはゲームだった
という話をしました。
今日は昨日のエピソードから得られた
曲作りする上での二つの重要ファクターを
話していきたいと思います。
MTRを手にした僕は不慣れながらもワンコーラス作り、
その音源を父親に聴かせたのでした。
それを聴いた父は
「Bメロとサビのコードに違和感を感じるし、
このメロディーじゃ全然盛り上がらない」
とバッサリ切り捨てたのでした(笑)
ちょっぴりショックを受けつつも、
まぁ確かに一理あると思ったので部屋に持ち帰って考えました。
どうすればサビが盛り上がるんだろう…
Bメロ終わりのGからの接続がいいコードはなんだろう…
そんなことを思考錯誤したり名曲を漁ったりしている内に
名曲の持つパターンが見えてきました。
それが今日伝えたい二つのファクターでもあり、
僕の音楽人生を支えてくれている根っこの部分です。
一つはキャッチーな曲はBメロからサビへかけてのコード進行が
解放感のある構造になっているということ。
例えばG→Cというコード進行は解放感が得られます。
これはGの中に含まれる不協和な音程がCに行くと安定するので、
解放感が生まれます(当時は全く分からずに使っていましたw)。
もう一つはキャッチーな曲ほどメロディがシンプルで、
メリハリが付いているということ。
特にアニソンは単調なメロディが少ないですよね。
カラフルって感じです。
反対にロックバンドの楽曲は結構平坦な曲が多い印象です。
これらの点を気を付けて改善したところ、
父からも良い評価を得られました(笑)
今日伝えた内容は僕の中では外せないファクターになっています。
特にメロディをキャッチーにしたいのならこの考え方は必要かな
と思います。
みなさんも自分なりに思考錯誤して色々なファクターを
見つけてみてくださいね!
最初は本当に僕もフィーリングの世界から始まったので
何が答えとかはないです。
なので、自分で「答え」をどんどん見つけていきましょう!
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
それでは!