君の曲って個性ないよねと言われた話

こんにちは。作編曲家のサカモトです。

 

 

先日作家事務所に所属している作曲家の方と

ご飯に行ってきました。

 

 

その方はこの前のM3で僕のCDを買ってくださった方で、

なんと僕の作品をプロの作曲家仲間にも聴かせてくれたみたいなんです!

 

 

先日はその作曲家さんたちから僕の作品へのアドバイスや

諸々の情報交換も含めてご飯に行ってきたというわけです。

 

 

褒められた部分もあるし、

至らない点もたくさんあったことも分かりました。

 

 

そこで言われた中で一番気になったものが

「君の曲からは個性が感じられない」というもの。

 

 

個性がないねと言われることは今に始まったことではなく、

曲作りを始めた時から言われていたことでした。

 

 

でも当時は「まずは個性より良い曲作るのが先だ!」と

思っていたので、特段気になったことはありませんでした。

 

 

しかし、最近は曲作りも一定のクオリティが出せるようになってきて

自分なりの味付けというかこだわりも持っていたつもりだったので、

個性がないという言葉は中々気になる言葉だったのでした。

 

 

でもプロの方が言うんだからそうなんだろうなぁと思いつつ、

じゃあ個性ってどうやって出せば良いんだ?という

まっとうな疑問にぶつかりました。

 

 

自分で考えてみたのですが、どうしても分からなかったので

Facebookで投稿し、友人たちに聞いてみました。

 

 

そしたらこんな回答を頂きました。

誰に対してなのか(要はターゲットは誰なのか?)を

きちんと考えないとダメ。サカモトくんがどんな人へ

音楽を届けたいのか?ってところからじゃないかな」

 

 

確かにM3で頒布したアルバムは誰かに届けるためではなく

自分の好きなものをかき集めたアルバムだったなと

思い返して気付きました。

 

 

自分一人でやっているとどうしても「誰かに届ける」

という視点が疎かになりがちだなぁと感じます。

 

 

バンドとかユニットとかを組んでいれば、

歌ってくれるボーカルをイメージして曲を作るとか

できますよね。

 

 

自分の表現したい世界を持っている人は自分一人でも

大丈夫だと思います。中田ヤスタカさんとか。。

 

 

僕は前も書いた通り

一つの世界観を作る手伝いをしたいのであって、

自分だけの世界観を持ち合わせているわけではありません。

 

 

なので、バンドは難しくてもユニットは組んだ方が

良いんじゃないかなぁと考え始めています。

というかそっちの方が個性が出やすいんじゃないかなぁ

 

 

あとは、まだまだ今まで作った曲が少ないので

個性というゾーンにたどり着いていないだけなのかも

しれません。

 

 

今回の対談で得られたことは、

個性って思っていた以上に重要なものだったってこと

誰かのために曲を描くという視点が大切ということです。

 

 

でも個性って無理矢理出すものではないと思うので、

自分の良いと思うもの、カッコいいと思うものを

どんどん追求していこうと思います。

 

 

どんどん曲作ります!

 

 

それでは!

 

 

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