こんにちは。作編曲家のサカモトです。

 

 

昨日新曲投稿しました。 切なさと激しさが同居するメタル曲を描きました。

まだ聴いてない方はぜひ聴いてみてください!

ニコニコ動画はこちら

 

 

さて、このブログは毎回ビギナー作曲家向けに

記事を描いてきたわけですが、もしかしたら歌い手さんとかも

覗いてるのかな…という勝手な想像をしました。

 

 

なので、今回は作曲家のみならず

歌い手やボーカリストにとってもタメになる

記事を書いてみようと思います。

 

 

もちろん作曲家さんにとっても有益な情報だと

思いますので、よろしければお付き合いください。

 

 

皆さん、歌モノを作るときにミックスという作業を

誰しも通ると思います。

 

 

ミックスと言っても色々な作業が絡んできますが、

初心者の内は「EQ」が一番使いづらいものだと思います。

 

 

物によってはつまみが多いし、何しろどの帯域を

弄ったらいいのか全く分からない…。

 

 

その中で一番分からないのが

「ボーカルのEQ処理」

 

 

ボーカルだからあんまり弄ったら不自然になるし、

もう良く分からないから掛けなくていいや!という経験

あるんじゃないでしょうか。

 

 

僕もかつてボカロ曲を作るとき、

ボーカルはノータッチのままマスタリングまで行った

記憶があります…(汗

 

 

ですので、今回はそんな悩みを解決すべく、

ボーカルのEQってこういうところを意識して

弄ればいいんだよ!というお話をしていこうと思います。

 

 

まず、自分の声やボカロをオケに混ぜた時に

なんかこもってる気がする…抜けてこない…

そんな経験ありませんか。

 

 

これの原因は大抵

余計な低音が声に含まれてしまっているからです。

 

 

余計な低音が出てしまっているから

こもっているように感じたり、抜けて聞こえてこないんですね。

 

 

それを解消するテクニックとしてあげられるのが、

「ローカット」というその名の通り、

低域を削ってあげるテクニックになります。

 

 

具体的にどうするかというと

EQのローシェルフを選択して

100~200Hzをカットするというものです。

 

 

ボーカルによってどこまでカットすればいいのかが

変わってくるので、聴きながら調整しましょう。

 

 

コツとしては、声質が変わらないところまで

カットすると上手くいきます。

 

 

次に倍音の話をしましょう。

皆さん倍音ってイメージしたことありますか。

 

 

例えば、鍵盤でドを鳴らした時に

耳では聞き取れないんですが、かすかにミ、ソ、シ♭

という音も背後で鳴っているんです

 

 

その倍音を基音(この場合だとド)から近い順に

第二倍音、第三倍音…と言います。

 

 

ボーカルのEQ処理では、この倍音の知識を使います。

 

 

ええ~でも第二倍音とか第三倍音とか言われても

全然分からないよ!という気持ちは分かります(笑)

僕も最初勉強したとき戸惑いました。

 

 

なので、今回は最低限抑えて欲しいところだけ

記述したいと思います。

 

 

第一倍音

ボーカルの基音を表す音です。

帯域的には男性ボーカルだと300~360Hzくらい

女性ボーカルだと400~460Hzくらいのところにあります。

 

 

アナライザーなどでボーカルトラックをソロにして

見てみると良くわかると思います。

倍音のところが山になっているので。

 

 

ここの部分はEQで削ってしまいましょう。

この帯域が出過ぎているために音が抜けにくくなっている

ケースがありますので。

 

 

シェルフの大きさは割とキツめに、

大体-2dbくらいの間で下げるといいと思います。

 

 

この処理を終えたら次に第二倍音です。

 

 

第二倍音

その名の通り、基音から数えた二つ目の音です。

第一倍音を2倍した帯域のところにあります

 

 

例えば、第一倍音が400Hzだったら

第二倍音は800Hz付近にあるということです。

アナライザーなどで確認してみましょう。

 

 

ここの部分はEQで上げてみましょう。

するといかがでしょうか。

何だか聴きやすく、抜けた音になりませんか。

 

 

そう!実は人間の耳はメロディを聴く時に

第一倍音ではなく、第二倍音の方にフォーカスして

聴いているのです!

 

 

だから聴きやすくはっきりした音になったのです。

なかなか面白いですよね。

 

 

こちらもちょいキツめのシェルフで

1~2dbくらい上げてあげるのがいいでしょう。

 

 

効果が分かり辛ければ、一度思いっきり上げて

効果を確かめてみましょう。

 

 

8kHz以上の帯域

この帯域は空気感(息っぽい)をコントロールできる帯域です。

上げてやることでサウンドに明るさをもたらしてくれます

 

 

EQのハイシェルフを使って、良い感じになるところまで

上げてやるといいでしょう。

 

 

ただ注意点としては、上げ過ぎるとボーカルの歯擦音も

一緒に上がってきてしまうケースがあるので

上げ過ぎ注意です。

 

 

もし、上げてないのに歯擦音が気になったり、

上げたけど歯擦音が気になる場合は、

EQの後ろにディエッサー(DeEsser)を噛ましましょう。

 

 

Frequency(Freq)のところで8000と入力して

スレッショルドを下げてやれば歯擦音を押さえることが

できます(僕はAttenが-3.0になるところまで下げます)。

 

 

以上が最低限押さえておきたいボーカルのEQ処理でした!

いかがでしたでしょうか。

 

 

やはりどんなにサウンドがカッコよくても

リスナーが聴くのはボーカルです。

 

 

皆さんもボーカルに一手間加えて

より魅力的にお化粧してあげてはいかがでしょうか。

 

 

それでは!

 

 

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