ライブハウスを盛り上げるためにバンドが取るべき行動

こんにちは。作編曲家のサカモトです。

 

 

先日、アマチュアバンドのライブを見てきました。

久しぶりにライブハウスに入ったので、新鮮な気持ちになれました。

 

 

僕は終盤の方で行ったのですが、計3バンド見ることが出来ました。

それらのバンドを見ていて改善した方がもっと良くなるなぁと

思ったことがあるので、今回はそれを書いていきたいと思います。

 

 

それでは、早速行きたいと思います。

 

 

①自己紹介(メンバー紹介)をする

これをやれているバンドさんって意外と少ないのかなと思います。

 

 

基本的にバンドって音楽を届けたいからやっている人が多いと

思うのですが、それゆえに曲ばかりやって自己紹介もなく

終わってしまうバンドが多い印象でした。

 

 

僕もかつてバンドをやっていたので、より多くの曲を聴かせたい

お客さんは曲を聴きに来てるんだから曲数稼いだ方が良いんじゃないか

というようなことを考えていました。

 

 

でも実際、アマチュアバンドになると固定客もほぼいないのが現実…。

 

 

しかし、よくよく考えてみるとバンドの曲を聴きたいのは

「バンドの固定客」以外にいないのではないだろうか…。

 

 

たとえその場にいたとしても固定客でない限り、

目当てのバンド以外興味はないと考えても過言ではないと思います。

 

 

もちろん初めて見たバンドだけど、演奏がすごく良くてファンになった

ということはあると思いますよ!

 

 

でも大体のお客さんは初めて見るバンドを見るときに緊張して

しまっているんじゃないかなと思います。

しかもどんなバンドなのか分からないため、警戒心があります。

 

 

演者も緊張していると中々良いパフォーマンスは出せませんよね。

そこでバンド側はお客さんの緊張を解きほぐしてやる必要が

あります。

 

 

緊張を解きほぐしてやる方法として一番良いのは、

笑いを取ること

笑いを取ることで、多少警戒心はゆるいでくれます。

 

 

しかし、笑いを取るのが苦手だという方もいると思います。

そんな人が一番に取るべき行動は前述した自己紹介です!

 

 

自己紹介でバンドのことやメンバーのことを言うだけで

お客さんは多少興味を持ってくれるようになってくれる

んですね。

 

 

時々名前だけ言って終わってしまっているバンドがいますが、

それはナンセンスなので、名前を言ったらその人の軽い

バックグラウンドも紹介してあげましょう。

 

 

お客さんはそのバックグラウンドに魅力を感じて興味を

持ってくれるのです。

 

 

だから曲をやる前にその曲に対する想いなどを語ると

効果があるんですね。

 

 

そういえばライブで自己紹介やってないなという

方がいれば上記のようなことを意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

②やってもらいたいノリがあるならあらかじめ練習させておく

よく曲のテンポに合わせて、「オイ!オイ!」みたいに拳を振る

というノリ方がありますよね。

 

 

アイドルのライブとか行くと、

皆サイリウムを片手に振りかざしています。

 

 

例えばそのようなノリだったり、

サビの一部をお客さんに歌ってほしい

とバンド側が考えていたとします。

 

 

そのような意図があるのであれば、曲をやる前に一度お客さんと

一緒に練習して、勝手を理解させるのが大切だなと感じました。

 

 

初見のお客さんはどういうジャンルのバンドなのか、

どういうノリ方をすればいいのか分かりません。

 

 

それなのにバンドがある意味勝手に演奏して

お客さんのノリが悪いと不満を言うのは何か違うんじゃないかなぁ

と思うんです。

 

 

そのようなことはお互いにとってよろしくないので、

一度ガイドラインを提示してあげるのが大切です。

 

 

そういうことをやってあげるだけで、

お客さんのノリもバンド側でコントロールしやすくなるわけです。

 

 

③最初からいきなり飛ばさない

どういうことかというと、最初の方からテンポの速い曲はやらない

ほうが良いよということです。

 

 

前述した通り、

お客さんには今から演奏するバンドがどういうバンドか

分からない状況なのです。

 

 

そんなところにいきなりテンポの速い曲を持ってきても

逆にお客さんを置いてきぼりにするだけです。

特に最初の曲はMCなしで始めるケースが多いでしょうからね。

 

 

なので、ミディアムテンポの曲で徐々に盛り上げていって

後半にかけてだんだん速くなっていくみたいなセトリにしてあげた方が

お客さんも慣れていくので、結果ノリやすくなるというわけです。

 

 

結局、人間が一番ノリやすいのは

ミディアムテンポの曲だと思うんですよね。

 

 

例えばアニソン歌手のLiSAなんかのアルバムを聴いてみると

ミディアムテンポの曲が半分くらい占めています。

 

 

彼女自身がロックなイメージなので、意外ですが、

速い曲とミディアムな曲それぞれのテンポ感を調整して

ノリを出していっていると考えると流石ですね!

 

 

④演奏はタイトにキメる

演奏はタイトにカッチリやった方がいいという話です。

特にリズム隊がタイトでないと、ノリが伝わってこないですから。

 

 

ライブを見ていると「ただ弾いている」人をちらほら見かけます。

音が合ってるから良いでしょと思っているうちはまだまだ甘くて、

そのような演奏は客観的に聴くとボワーと輪郭のない音になっています。

 

 

何度も言いますが、お客さんは初めてその曲を聴くわけですから

リズムが雑だと今どういうノリでやっているのか分かりませんし、

下手したら曲構成も分からない状態になってしまいます。

 

 

これを改善するのはメンバーの意識もそうですけれど、

リズムトレーニングしかないのではないでしょうか。

 

 

ここはドラムからボーカルまでの各々の技量にかかっている

ところがありますので、個々人の努力次第というところじゃないでしょうか。

 

 

意外かもしれませんが、テクニカルなことをやっている人で

リズムに弱い人は多いです。

 

 

テクニックに走って、多少リズムが走っても気にしないみたいな

タイプはリズムに疎いんですよね…。

 

 

リズムは音楽の基本なのでしっかり押さえましょう。

僕もどちらかというとテクニックに走ってしまったタイプなので

人のことはあまり言えません。

 

 

ですが、お金を払ってもらって

演奏を聴いてもらっているわけですから

妥協はできないところですよね。

 

 

というか音楽人なら誰しも妥協できないところなのだと思います。

 

 

カッチリしたノリをバンドでやっていると

お客さんにもノリが伝わるので、体を揺らしてくれたり、

何かしらの行動を取ってくれるはずですよ。

 

 

お客さんがもし棒立ちになっていたら…

まずは演奏面を疑ってみましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

あくまで個人的に感じたことだったので、真相は分かりませんが

あながち間違ったことは言ってないんじゃないかなと思います。

先日のライブでは僕もお客さんの一人だったわけですからね。

 

 

もしバンドをやっている人がいれば

このようなことを意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

それでは!

 

 

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