実はやらない方がいい!?ギターのエフェクト処理

こんにちは。作編曲家のサカモトです。

 

 

最近とある曲を再ミックスしていました。

この曲はかなり前に一度ミックスしたのですが、

とある事情で再ミックスすることになったのです。

 

 

そこで半年ぶりくらいにプロジェクトファイルを開いてみたら

今やっているミックスの方法とは全く違う手順で

ミックスをやっていました。

 

 

そのせいで全体的に結構ぼんやりとした

野暮ったい音像になっていました。

 

 

原因としてはリバーブやディレイと言った

空間系の原因もあったのですが、

一番はギターのエフェクト処理にありました。

 

 

これは超有名な方法なので、知っている方も多いと思いますが

ギターのエフェクト処理の一つに

「たすき掛け」というものがあります。

 

 

これは左右のギターの音をショートディレイに送って

左のギターは右から、右のギターは左から

さらに音を出して上げることによって音の隙間を補完するテクニックです。

 

 

音の隙間を埋めるという意味ではとても有効なので、

このテクニックを知ってからしばらくの間使っていたのですが、

どうしてもごちゃごちゃした感じになってしまうのでした。

 

 

あえてごちゃごちゃさせたい曲の時はハマってくれるのですが、

すっきりさせたい曲の時は逆効果でした。

結局ディレイ音の音量を下げてしまうので、やる意味があまりないという…。

 

 

そのような理由から最近は「たすき掛け」をやらなくなりました。

 

 

話を戻すと再ミックスする曲では「たすき掛け」をやっていたので

今回はそれを止めて、左右に振ったギターのみで調整してみました

 

 

すると、なんととてもスッキリ!

ギターの音像もはっきりしてより迫力が出るという

一石二鳥の結果になりました。

 

 

なので、音像をくっきりさせたくて迫力を出したいなら

あまり「たすき掛け」はやらない方がいいのかもしれません

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回紹介した「たすき掛け」ですが、

楽器数が少ない曲でやってあげると良いかもしれませんね

 

 

ミックスってとても奥が深いので色々と実験して

模索してみると面白いですよ!

 

 

それでは!

 

 

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